銭湯の楽しみ方
銭湯の楽しみ方は人それぞれ…
しかし作法を知らなければ、お茶を楽しめないのと同様
銭湯の粋を楽しむことはできません。
そこで銭湯を楽しむためのポイントをご紹介します。
何げなく置かれた桶一つにも、店主のこだわりがいっぱい!
これを読んで気になった方は、ぜひ銭湯で、確認してみて下さい。
【1.暖簾】
暖簾は銭湯の顔。ただの布切れではありません。
間違っても、汚れた手を拭いたり、鼻をかむのはNGです。
片手でさっと払いのけ、軽く会釈をするようにくぐるのがポイントです。
【2.下駄箱】
暖簾をくぐると、そこには下駄箱があります。
鍵がかかるからといって、コインロッカーの代わりに使ってはいけません。
ここゲンを担ぎ、ラッキー7や、松井の背番号55、はたまた十八番、などを探しましょう。
ご利益は、信じる人のみに訪れます。
【3.番台】
今ではフロント形式が主流となり、なかなか見かける機会が減ってしまいました。
古き良き番台を見つけたら、その郷愁を楽しみましょう。
店主と軽く世間話などができるようになれば、銭湯上級者といえます。
【4.更衣室】
現代社会で無くなった。正に裸の付き合いが始まる社交場です。
ここでは大会社の社長も、フリーターも、関係ありません。
自信をもって裸になると、気分爽快です。
【5.浴室】
まずは、大きな壁絵があるか、注目してください。
今現在、銭湯背景絵師は少なくなり、壁絵のある銭湯も減り続けています。
次に備品である桶にも注目。
あのケロヨンが置いてあれば、大当たりです。
店主はかなりのこだわりを持って、銭湯の原風景を守り続けています。
湯船だけでなく、ノスタルジーにも浸ってください。
【6.湯船】
家では、まずお目にかかれないサイズの湯船。
大風呂、薬湯、座風呂、電気風呂、水風呂、ジャグジー、寝風呂。
見ているだけで、風呂好きにはたまらないでしょう。
ただし全種類入る必要はありません。のぼせてしまいますよ。
1~2種類、その日の気分に合った湯船に、ゆっくり浸かってください。
【7.湯あがり】
湯あがりに、冷えた牛乳は本当にうまい!
嘘だと思ったら、試してみて下さい。
待合室にテレビや漫画などがある場合、のんびりしていきましょう。
まるで時間が止まったような感覚に、癒されます。
さて、いかがだったでしょうか?
何を今さら!と思った方は、既に銭湯LOVEです。
ぜひ大きなお風呂で、心と体をリフレッシュしてみて下さいね。
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